チェーンの交換時期はいつなのか
バイクのチェーンのチェーンは消耗品であり寿命があります。
しかしながら、「何年使ったから」や「何キロ走ったから」とい概念では交換時期は決められません!!!
交換時期を見極めるポイント
バイク用のドライブチェーンにはスプロケットと噛み合う部分のローラー横にシールがあるシールチェーンと、シールが無いノンシールチェーンがあります。
たまにはチェーンに錆が無いか・ローラーやリンクがスムーズに動くか・チェーンが伸びてないかの確認が必要です。
定期的、もしくは たまに自分の愛車と走行時の安全の為に確認して洗浄や油脂類の塗布に挑戦するのも良いのではないでしょうか?
チェーンのサビ具合
チェーンが錆びてしまうとチェーン全体の回転が悪くなり、抵抗が増え後輪出力の低下を招き、バイク本来のパフォーマンスが出ません!また、脆くなってきますので車重や馬力のあるバイクの場合は交換した方が安全です。
日頃からチェックして油脂を塗布するだけで錆びを防止出来ます。
ローラーやリンクの回転具合
バイクのチェーンに油脂を注油後、ローラー部分がクルクル回るか、リンクにくの字に曲がったままになっている所がにか、たまには確認してみましょう。
問題なければ、そのまま使用しても問題ありません。
チェーンの伸び
いわゆる経年劣化ですね!
走行による負荷で、各部の摩耗や、シールチェーンであればシールの摩耗劣化によりグリスが排出され内部の金属部品の摩耗等が考えられます。
では、どれぐらい伸びたら交換? と言う疑問もあるかと思いますが、ノンシールチェーンの場合は初期の全長に対し2%、シールチェーンであれば1%伸びたら交換と考えて良いです。
もうちょっと分かりやすく言うと
シールチェーンでは、100リンクチェーンとした場合、初期のリアアクスルシャフトの締め付け位置から1㎝移動したら交換と考えて良いでしょう。
まとめ チェーン交換時期
チェーンの寿命は10000㎞から30000㎞とか言われておりますが、日ごろのメンテナンスや走り方で大きく変わります。 特に覚えていて欲しいのはシールチェーンであれば1㎝伸びたら交換!ノンシールチェーンでは1.5㎝伸びたら交換と覚えていると良いと考えます。
サビサビなチェーンや摩耗による伸びは、日ごろの点検で抑える事が出来ますので、定期的に自分で点検及び注油する事をお勧めします!!!
※500㎞毎に確認する事を目安に、雨の走行後は防錆の為に注油!
◆点検や清掃に必要な道具たち!
例を言いますと、1000円ほどで売られていますヤマハのチェーングリスは白色で飛び散りが少ないですね!
また、アマゾンにあるDIDの チェーングリスも人気があります。
チェーンを一度キレイにしてからがよい方は、DIDから洗浄剤とグリスがセットで売られていますのでこれが良いでしょう!
もっと便利な商品はAZから出ている、専用ブラスも付いたチェーンメンテナンス4点セットがあります!
1400円ほどなら お買い得ですね!!!
メインスタンドが付いていないバイクなどは、メンテナンススタンドがあると簡単にグリスアップが出来ます!
そんなチェーン交換時期の話!